ニスのローラ&刷毛塗り 【最新のインターナショナル社推奨システム】

信頼のあるマリンペイントの大手。
インターナショナル社の最新ニスシステムを使用して塗ったビックボートの化粧板です。

【使用塗料塗布回数】
 ◎プライマー : Fast Cure Clear 2液性 × 5回
 ◎トップ : Perfection Plus 2液性 × 4回

色も落ち浮いた感じで、輝きに透明感もあります。
塗膜も硬く、耐久性もグッドです♪

AWLGRIPトップコートの補修 《AWLGRIPは補修可能ですョ》

『AWLGRIPは補修が出来ない!』っていう都市伝説を良く聞きますが、問題ありませんョ。
確かに、塗膜が極めて薄い為、サーフェイサーを完璧状態まで仕上げないと、凸凹が正直に出ます。特に旧塗膜とのボカシ部はシビアです。


【補修前】
船のお尻(尾てい骨かな?)のダメージ部(FRPが白化)です。
さすが高級艇のスワン。シーム部(白)はこの幅です。凄い精度で作られてますね。


【補修後】
結局、ポリで3層の積層しました。エポキシパテでも正解だったと思います。

AWLGRIPトップコートの刷毛塗り 《仕上がりはスプレーガン吹きを超え!!》

スプレーガンでの塗装はパット見、カッチョイイのですが、
塗装方法としては、実は問題点だらけ。
塗料を噴霧⇒《塗装面に着かない塗料(Over Splay)が必ず発生》  すると。。
  ●周辺環境に悪い。
  ●塗料を多く使う。
  ●せっかく塗った塗膜に悪さをする。(ホコリとして落下)

これを克服する為に開発されたのが、刷毛塗りのシステム。
合理的です。仕上がりはスプレーガンを超えます。
タダ、唯一の弱点は屋内で塗装し、ゆっくり塗料を乾燥させる必要がある点です。
だいたい、2日位で塗料は落ち着き、サンディングも可能ですが、AWLGRIP社によると、最終硬化には半年位だそうです。
さすが、世界最高峰の塗料メーカー。もの凄い開発力ですね〜♪

  【シュリンクラップでブースを作り、刷毛で塗ったばかり】

  【シュリンクラップを外した状態】

船底塗料の剥がれ事例  《自動車用ポリエステルパテの使用》

陸置きから海上係留に変わったレース艇。
下地のパテ(ポリパテ)が原因で剥離が始まった写真です。

ポリパテの上にはバインダーとなる塗料(シージェット 015)が上塗りされていますが、効果無し。
水分を吸い、ブツブツと剥離が始まっています。。。。
こうなると、塗る⇒ブツブツ&剥離の無限ループが発生!
対策としては、ポリパテを全部剥がさなければ解決には至りません。

船底部にはエポキシパテ!
常識だと思うのですが。。。残念な施工事例です。

高級ヨットの高級たる所以。 《北欧の職人に手抜き無し!》

スエーデンの高級ヨット、Najad(ナヤド)。
船底塗装を全て剥がして塗り替える工事だったのですが、その過程の写真をご紹介。
見ても判る通り、手を抜かずシッカリ&丁寧に作られている船でした。
北欧の職人さんはイイ仕事してます!

《船底塗装を全部剥がした状態》
  ★エポキシプライマー(クリーム色)がガッチリ。このプライマー最高。
  ★オズモシスの兆候(膨れ等)も皆無。

《剥がす前》
  ★スエーデンと日本の船底塗料が合わないのか?激しい剥がれ!

《再塗装後》
  ★エポキシプライマーを全体に2回塗ったあとに船底塗装。
  ★キールの鉛部はエポキシの7回塗り。
  ★船底塗料はシージェット033の刷毛塗り。

超簡単♪ 塗装等 表面硬度の評価方法 《スマホ保護フィルムにも〜》

ブログの更新を怠っていました。
勉強&備忘録として継続致します。

さて、最近スマホの保護フィルム等も高い表面硬度のモノが登場。
《高硬度⇒キズが付きにくい》っという訳です。
塗装もフィルムであり、全く同じ!

硬度3Hとは ⇒ 2Hの鉛筆でキズ未発生
           3Hの鉛筆でキズ発生

塗装したフィルムのだいたい硬度状態を確認には、鉛筆でなぞると大まかに判定可能です。


《ご注意》
 いくら硬度が高くても、衝撃でヒビが入ったり、密着性が弱かったりしては。。。
 やはり、バランスが大事ですね♪


Youtube 参考動画】


ご参考)

JIS K 5600-5-4:1999 《引っかき硬度(鉛筆法)》

関連する国際規格)
ISO 15184
ASTM D3363

日本人のルーツ  ハニ族(哈尼族) の下駄踊り (下駄を履くと・・・タップですね)

哈尼(ハニ)族は下駄・わらじとも存在するようです。


★高床式住居からの登場は、弥生時代にタイムスリップした様で、
 本当にドキッとさせる。

http://www.tudou.com/programs/view/3ohmuGckcRo/



【おまけ 新潟の場合 (新潟下駄総踊り)】

 やっぱ、カッコイイですなァ♪